論理的文章における書き手の意図の表現

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2021年10月25日00:08:35 评论

「論理的文章における書き手の意図の表現」

目次
1章 研究目的(問題の所在)
1-1 論理的文章における「事実と意見」の問題
1-2 論理的文章における条件表現「ば」・「たら」・「と」の問題
1-3 論理的文章の一助としての「事実と意見」と「条件表現」
2章 先行研究
2-1 「事実と意見」の先行研究
2-2 「条件表現」の先行研究-「たら」「れば」「と」を中心に
3章 研究の方法
3-1 事実と意見の研究方法
3-2 条件表現の研究方法
3-3 論理的文章における条件表現の研究方法
3-4 言葉の定義の補足
4章 考察・研究結果
4-1 事実と意見の間-形容詞文・だ・である文・形容詞文の中の「擬似事実」-
4-2 条件表現と原因・理由の表現(仮定と既定)
4-3 論理的文章における条件表現
5章 結論と今後の課題
おわりに
参考文献
引用資料

0.概要
本論文は論文・レポートの書き方や説明文の読解技術の一つである「事実と意見」と、その「意見」の中に頻出する条件表現を、文章分析の一助として応用しようとするための論文である。

事実と意見は従来からある読解技術である。典型的な事実と典型的な意見は明らかになっているが、その間のレベルに関しては様々な見解がある。本論文では、その間に「疑似事実」を仮にもうけることにより、分析の精度を上げようとする。

その事実と疑似事実を合わせたものが、書き手にとっての「既定事態」とする。既定事態は、原因・理由の表現の前件に置かれる。この表現と対比される表現として条件表現といわれる「ば」「と」「たら」があり、それは「意見」の部分に頻出する。よって、「事実と意見」の境目を考えることは、既定と仮定の境目を考察することによって精度が増す。よって、この境目を特定すべく分析した。

分析の結果、「は・も」や「こ・そ・あ・ど」がこの使い分けに影響を与えていることがわかった。これは個別と一般に関係している。そこで、個別と一般を文例から分析することにより、条件表現と原因・理由の表現がどのような場合に同じで、どの場合に違うかの一部を特定した。その個別から一般の分析を、文章構成の二類型に応用した。

最後に、「ば」「と」の文法的な使い分けを考察した後、表現の使い分けに関して仮説を立て、それぞれの仮説に見合う文章を分析した。

1章 研究目的(問題の所在)
1-1 論理的文章における「事実と意見」の問題
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1-1-1「事実と意見」を分けるべきか、分けるべきでないか?
レポートの書き方や論文の書き方マニュアル、中学校の教科書、あるいは論理的文章関連の研究書を見ると、いくつかの本に、「事実と意見」を分けて書く手法が提案されている。しかし、事実と意見とは、分けることができるのだろうか?これらの本には、典型的な「事実」の文が書かれ、典型的な「意見」の文が書かれている。その二つの文には明らかに違いがある。しかし、「事実」と「意見」の間のレベルについては様々な見解がある。本の著者によって概念が異なる「事実」と「意見」は、分ける必要があるのだろうか?

仮に、「事実」を書き手の価値観が入らないこと・存在、「意見」を書き手の言いたいこと・判断とする。

論理的文章の中で、「事実と意見」を文単位ではっきりと分けるという作業は、山田(1908,p.19)の語と文の定義と矛盾する。山田(1908,p.20)は、

語といふは思想の發表の材料としての名目にして、文といふは思想その事としての名目なり。
としている。つまり、語を材料として、書き手は思想をこめて、「文」をつくる。書き手が文を書いた時点で、文が書き手の思想を表すならば、全ての文は程度の差こそあれ、「意見」の文となる。つまり、文が思想を表す以上、その時点で「事実」と「意見」は究極的には分けることができないという宿命を背負っている。それでは、「事実」の表現は、何のためにあるものだろう?

本論文では、究極的に分けることが難しい「事実」と「意見」を、可能な限り分割し、その境目を確定させることを提案する。そのために、以下の三つの理由を述べる。

① 論理的文章の分類から(書き手と読み手の共通基準としての「事実)

土部(1990,p.8)による論理的文章の分類を示す。

(1)「記録文・報告文」
あるものごとを、そのものごとのなりたちかた・しくまれかたに即して書きとめ、とらえやすいように伝え知らせることを基本的な表現機能としている文章。
(2)「説明文・解説文」
あるものごとのなりたちかた・しくまれかたを、あるものの見かた・考えかたによって説き明かし、そのものごとの内部・外部の事情を分からせる文章
(3)「論説文・評論文」
あるものの見かた・考えかたがなりたつすじみちを示して、その見解の正当性を認めさせ、その意向に同調させることを、基本的な 表現機能としている文章
この場合、(1)から(3)を分けるキーワードは「ものごと」と「見かた・考えかた」である。「ものごと」の中で、時間内、空間内に存在する、あるいは存在した文を示すために「事実の文」がある。逆に、「見かた・考えかた」を示すためには「意見の文」が必要となる。「見かた・考えかた」は多種多様であり、様々な価値観を含む。その価値観を認めさせ、同調させるためには、書き手と読み手の間に何らかの共通の基準が必要になる。その基準が「事実」になる。「事実」は、虚偽の情報を排除する論理的文章においては、読み手と書き手の共通基準となるものであり、「見かた・考えかた」を具体的にするために必要なものである。だから、全ての「思想」を込めた文の中から、時間・空間に存在する、あるいは存在した文を分離することを提案する。

② 文章の種類から-新聞を例にして(書き手の知識としての「事実」と「意見」)

上記の土部(1990)の定義の(1)-(3)の機能を含んだ文章である新聞を例にして挙げると、「記録・報告」では「事実」に基づいて伝達しており、「評論・論説」を基本的機能とする社説では「見かた・考えかた」を中心に発表している。このように、論理的文章では、その文章の目的に応じて、「事実」と「意見」の割合や質が異なる。逆に「事実」と「意見」の量的な割合や、それらの出し方によって、文章種が分かれる。つまり、論理的文章において書き手は、「事実」と「意見」の違いを認識した上でその操作を行う必要がある。だから、書き手は「事実」と「意見」に関する知識と、その使い分けが必要である。

③ 論理(ロゴス)の定義から(具体例・根拠を形として提示するための「事実」)

「論理」の原義であるロゴスは、『哲学・思想事典』で以下のように定義されている。

ロゴス
【ギリシャ哲学】
logos は語源の上では「拾い集める」(legein)を意味する動詞から出ており、その語義はドイツ語のlesen(文字を拾う=読む)、Auslese(選り摘み)などに残っている。ばらばらに散らばった事実(事の端)を筋目・順序にしたがって取りまとめることから、理由、原因、説明、理性、秩序、意味、根拠、比例、算定などを広く表す。
しかし何よりも事の端を掬い取りまとめる結集力は言葉(言の葉)にあり、〈ロゴス〉は言葉を意味する。
このことから、ロゴス(論理)とは、ばらばらに散らばったものごと=「事の端」を、筋目・順序にしたがって言葉を並べていくことであることが分かる。論理的ではない、ということは、言葉の並べ方が支離滅裂であるということであり、「ものごとの法則的連関」(土部(1990))が筋目・順序にしたがっていないということである。筋目・順序に従うということは、出発点が必要である。出発点として、原因・理由や具体例を言葉に示したものとして、「事実」が必要である。

よって、「事実」は、論理の出発点として、また判断を支える根拠・具体例として必要であると考えられる。

実際には、「事実と意見」を分けないで文章を分析することも可能であろう。しかし、分けた場合に、文章分析がより整合性をもつ。ではどのように整合性が保たれるのか? それを明らかにするのが、4-1 全体としての課題 である。

1-1-2言語教育と、言語技術としての「事実と意見」の信頼性
教える職業を目指す者にとって、教授するための技術はなくてはならないものである。そして「事実と意見」は、教育への応用としては、言語教育における読解・表現技術の一部である。文章に書かれている事態の具体と抽象に関わる技術であり

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