日本における産業遺産登録の文化産業への影響

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2021年10月22日23:52:55 评论

日本における産業遺産登録の文化産業への影響
―富岡製糸場と絹産業遺産群を例として―

要 旨:近年、日本では過去の産業革命を代表するいくつかの産業が遺産
化にされ、産業遺物・遺跡が文化財に認定された。かつては工場や倉庫、酒
蔵などとして使用されていたが、現在は当時の用途・機能を失っている文化
財についても、本来の価値を保存・継承していくことになっている。遺産化
した産業が一つの文化遺産として現在の社会、特に文化産業の発展において
どのような役割を果たしているかという問題意識で、筆者は国内外の研究論
文、書籍、関連部門の報告書、雑誌記事及びインターネット記事、ホームペ
ージなどを参考し、富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録という事例分
析の方法で研究をした。遺産化した産業が他の文化遺産と比べ、一部の工業
発展の歴史と言っても過言ではない。産業遺跡・遺物が新しい観光素材とし
て当地の地域経済振興に大きな波及効果をもたらす他に、教育資源として国
民、特に若者に与えた教育の意義もかなり重要である。また、遺産化した産
業を再建設、再利用及び再開発のために、国と地方と民間、三つの力を合わ
せ、互いに協働することが必要である。
本論文の研究内容においては、以下のようになっている。まず、本研究の
背景、目的と意義を簡単に言い出し、日本の文化産業、産業遺産及び製糸業
についての国内外の先行研究及び本論文の研究方法を述べてから、本論文の
関連概念の分析と文化産業についての論述をする。それから、日本の産業遺
産化への展開を検討し、具体的な事例として富岡製糸場と絹産業遺産群の世
界遺産登録後の現状と効果を研究する。また、これらの研究の上で本論文の
結論を出し、さらに、これからの課題も提示する。
キーワード:文化産業;産業遺産化;富岡製糸場と絹産業遺産群;教育;
観光
v
日本产业申遗对文化产业的影响
—以富冈制丝厂和绢产业遗产群为例
摘要:近些年,在日本,过去代表产业革命的一些产业被遗产化,产业遗
物和遗址被指定为文化财。过去是被当做工厂、仓库或者酒窖使用的,现在虽
然作为失去当时用途和功能的文化财,但也依然保存和继承着原来的价值。被
遗产化的产业作为一种文化遗产,在现在的社会,特别是文化产业的发展中起
着怎样的作用?在这个问题意识下,作者参考国内外的研究论文,书籍,相关
部门的报告书,杂志以及网络记载,网站主页等,采用以富冈制丝厂和绢产业
遗产群的世界遗产申遗为事例进行了分析和研究。遗产化的产业和其他的文化
遗产相比,也可以称作是一部工业发展史。产业遗迹和遗物作为一种新的观光
素材给当地的经济振兴带来了很大的效果,除此之外,作为一种教育资源对国
民,特别是年轻人的教育意义也是特别重大的。另外,为了再建设,再利用和
再开发遗产化的产业,国家,地方和民间,这三股力量相结合,互相协作是必
要的。
关于本文的研究内容,具体如下。首先,简单介绍本文的研究背景,目的
和意义,以及日本的文化产业,产业遗产和制丝业相关的国内外先行研究和本
文的研究方法,论述相关概念和对文化产业进行分析。然后,讨论日本产业遗
产化的展开,作为具体的事例分析,对富冈制丝厂和绢产业遗产群申遗后的现
状和效果进行了研究。最后,在得出本文的结论的基础上提出今后的研究课题。
关键词:文化产业;产业遗产化;富冈制丝厂和绢产业遗产群;教育;观

vi
目 次
一、序章 ·························································································· 1
1.1 研究動機 ················································································ 1
1.2 研究の目的と意義 ···································································· 1
1.3 先行研究及び本論文の斬新さ ····················································· 2
1.3.1 日本の文化産業についての先行研究 ····································· 2
1.3.2 製糸業についての先行研究 ················································· 3
1.3.3 産業遺産についての先行研究 ·············································· 4
1.3.4 先行研究の問題点及び本論文の斬新さ ·································· 4
1.4 研究方法 ················································································ 5
1.5 関連概念の分析 ······································································· 5
1.5.1 文化産業について ····························································· 5
1.5.2 産業遺産とは ··································································· 7
1.5.3 産業遺産の発展段階 ·························································· 7
1.6 日本の文化産業 ······································································· 8
二、日本の産業遺産化への展開 ·························································· 11
2.1 産業遺産の保存と活用 ···························································· 11
2.2 日本の産業遺産の保存と活用 ··················································· 12
2.3 日本における産業遺産化 ························································· 13
2.4 産業遺産の価値表現 ······························································· 19
三、富岡製糸場と絹産業遺産群の事例分析 ··········································· 21
3.1 日本の製糸業の歴史 ······························································· 21
3.2 富岡製糸場 ··········································································· 22
3.2.1 富岡製糸場の価値 ··························································· 24
3.3 富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録 ································· 27
3.3.1 登録後の現状 ································································· 29
3.3.2 世界遺産登録による効果 ·················································· 32
vii
四、終章 ························································································ 35
4.1 結論 ···················································································· 35
4.2 今後の課題 ··········································································· 37
注 釈 ························································································ 38
参考文献 ························································································ 39
謝 辞 ························································································ 42
viii
目次(図、表)
表 1 ユネスコ統計研究所モデル ……………………………………………………………………………. 6
表2 諸外国の文化GDP との国際比較 …………………………………………………………. 9
図1 日本のファッション関連市場の推移 ……………………………………………………. 9
表3 33 近代化産業遺産群にかかるストーリー及び構成遺産 …………………….. 13
表4 日本の産業遺産 ………………………………………………………………………………….. 15
表5 富岡製糸場の歴史的変遷 ……………………………………………………………………. 23
表6 官営模範機械製糸工場としての価値 ………………………………………………….. 24
表7 日本の製糸業を象徴する工場としての価値 ……………………………………….. 27
表8 富岡製糸場見学者状況(人) …………………………………………………………….. 30
図2 入場者数の推移 ………………………………………………………………………………….. 30
表9 地域経済への波及効果 ……………………………………………………………………….. 33
図3 産業遺産の活用における国、地方、民間の関係 ………………………………… 37
1
一、序章
1.1 研究動機
現在、経済発展のために、文化ソフトパワーの力は徐々に各国競争の指標
に絞られている。従って、文化産業の範囲及び類別をさらに拡大することは
各国にとって直面する課題になるのであろう。近年、18-19 世紀の産業革命を
代表する産業が遺産化になるという現象が突然世界人々の注目を集めている。
産業の遺物あるいは遺跡が世界遺産の登録を申請し、国の文化財に認定され
ることなど、ヨーロッパをはじめ、アメリカや日本ではよく見られるように
なってきた。日本では、2015 年に明治日本の産業革命遺産が世界遺産登録に
成功し、世界に大きな注目を集めている。現在、過去の発展を支えてきた産
業が社会や経済の発展に遅れ、消えていくことが少なくない。このような事
実の元に、産業を遺産化し、産業遺跡・遺物を文化財として保護することは
文化と経済の結合だと思われる。この意識をもとに、筆者自分の専門、日本
国国家研究と繋げ、産業遺産登録が文化産業への影響に研究の焦点を絞るこ
とにした。
1.2 研究の目的と意義
周知のように、20 世紀90 年代から、バブル崩壊のために、日本経済がき
わめて不況に陥っている。不況から打出するために、様々な手段を取るべき
である。文化産業の発展が新しい手と期待されている。
現状として、日本の文化産業は発展の範囲が飽和状態になっていると言わ
れている。だが、新しい類別の拡大が文化産業、及び経済の発展に対して必
要なものである。従って、ある産業の遺物あるいは遺跡を再利用し、文化産
業の発展を促進する効果が期待されている。産業遺産はいったいどのように
理解すればよいか、産業を遺産化するため、国と地方と民間三つの力を合わ
2
せて、産業遺跡・遺物の保護と活用にはどうすればよいか、詳しく検討する。
産業の遺産化の進展として、日本は2007 年から三つの産業遺産が世界遺産
に登録された。そのうち、2007 年6 月に登録された「石見銀山遺跡とその文
化的景観」と2015 年7 月の「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、
石炭産業」は、重工業として過去国の国防のために極めて重要な役割を果た
した。だが、2014 年6 月に登録された「富岡製糸場と絹産業遺産群」が明治
政府の殖産興業政策に基づき設立された自営模範工場として、日本国近代の
経済・産業史をはじめ建築史・産業技術史等様々な分野を理解する上で貴重
な遺産である。本論文では、富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録を例
として、登録後の現状と効果を検討することで、遺産化した産業の価値と産
業遺産登録が文化産業への影響を分析する。
1.3 先行研究及び本論文の斬新さ
1.3.1 日本の文化産業についての先行研究
日下(1978)は、社会存続の三条件、つまり第一にものの再生産の経済開
発、第二に人の再生産の社会開発と第三に価値観の継承の人間開発であると
言った。そして、もし社会発展の条件を考えるとすれば、この三つの条件の
次に、自己実現の喜びなどを求めるために、文化開発は第四に加えるはずで
あると論じていた。庄林(1981)では、まず日本の文化産業の源流から、複
製文化の紹介を通じて、地域経済と文化産業の関係も詳しく論じ、そして、
文化産業としての伝統的工芸品産業の振興に触れて、最後に文化志向の深化
と拡散まで分析した。佐々木(2005)において文化産業は時代とともに移り
変わることより、かような財やサービスの生産に関わる産業として、私たち
と密接に関わるものであると言った。
駱(2006)では日本は文化立国戦略のもとに文化産業発展の現状を述べて
から、日本政府が法律や行政等の面でどのような取組を行っているか、それ
に文化産業の発展にどのように促進しているかについて分析をした。李
3
(2010)は日本の文化産業の戦略思想を詳しく分析し、中国の文化産業の発
展への示唆を検討した。唐・李(2012)において、日本文化産業の現状を分
析してから、近年日本国GDPの増加数値を示した上で、日本文化産業の国
産競争力を疎かにすることができないという結論を出した。また、そういう
国際競争力を形成する基礎に触れてから、日本文化産業の展望についても詳
しく述べている。
1.3.2 製糸業についての先行研究
老川・仁木・渡邉(2002)では、製糸業について少し紹介されている。江
戸時代に入って、鎖国によって中国産生糸は朝鮮、琉球ルートで輸入される
ようになった。当時はまだ、国産生糸の品質が悪く、西陣を中心とする高級
絹織物の素材には不向きで、中国産生糸は必需品であった。18 世紀後半以後
から、国産生糸が輸入品の代替化に成功した。開港後、自由貿易の開始で生
糸が輸出総額の60-80%を占めた。そして、価額の高騰は養蚕、製糸業の発展
をもたらした。明治維新後、殖産興業のため、製糸業は産業革命の主要産業
として、技術が改良して機械製糸業が発展した。
梶川(1991)によると、明治期近代工業の発達は繊維工業から始まった。
とりわけ、綿紡績業と製糸業の2 部門の発展が顕著である。そして、近世以
降における製糸技術の発達は手挽、座繰り、機械、多条機、自動機の5 段階
に分けられる。また、製糸業は国内の繭生産が原料基盤とされ、在来の技術
を継承した手工業的小規模生産の形態が展開した上で、農業の1 部門である
養蚕業と結びついて、全国各地に散在する工業であった。
しかしながら、菱谷(1997)によると、昭和年間に桑栽培面積や養蚕戸数、
繭生産量など全部減退していた。機械製糸工場数も養蚕業の衰退と比例する
ように減退し、残った工場の規模も小さくなるという、名実とともに衰退の
傾向が現れてくるのである。
4
1.3.3 産業遺産についての先行研究
伊藤(2014)の研究では、産業遺産を文化財として保存することのほかに、
動態保存、つまり動産の産業遺産でも文化財指定・登録が進むと考えられて
いる。この論文を通じてはじめて動産の産業遺産を知った。久保(2014)は
遺産保護の資金不足を解消・改善するために、現状を分析してから、遺産保
護のための持続可能な資金調達、資金運営が成り立つ条件と仕組みを事例か
ら導き出した。これは遺産を保存するための資金調達についての研究である。
庄子(2014)は日本の世界遺産保存管理計画について、世界遺産委員会が定
めている作業指針との整合性チェック、またイギリスの保存管理計画と比較
してから、日本の保存管理体制の検討をした。
また、中国の梁(2008)は「日本的产业遗产研究」という論文において、
産業遺産の研究略史を紹介してから、日本の産業考古学学会をひきだし、そ
して、日本の産業遺産調査と研究に存在する問題を指摘した。その他に、産
業遺産の保存モデルについて、李(2002)、呂(2011)、邢・冉・張(2007)
たちの論文では大体同じように、過去の遺跡を元に博物館を作ること、遺跡
を景観公園に改造すること、ショピングセンターと観光と結びつけさせるこ
と、レストランやスポーツなどの娯楽場所にすることなどに分類している。
さらに、西尾(2014)は歴史的産業遺産である富岡製糸場の価値評価を踏
まえた上で新たな観光産業としての観光まちづくりについて、観光客と地域
住民を対象とした調査分析結果から考察をした。小森・有馬(2000)は最近
の観光動向から、産業遺産が学習(教育)観光資源や地域おこしの資源とし
て有望であることを考察した。
富岡製糸場と絹産業遺産群についての先行研究が少ないため、日本経済産
業省のホームページの報告書を参考するところが多い。
1.3.4 先行研究の問題点及び本論文の斬新さ
先行研究は文化産業について、あるいは産業遺産について、別々のものに
5
しているものである。そして産業遺産についての研究は産業遺産の保存及び
活用をめぐって分析するものが多い。産業遺産と文化産業との関係を論述す
る論文がない。本論文はこの視点で、製糸業を例として、世界遺産登録され
た富岡製糸場と絹産業遺産群が、文化財として地域経済を活発化させること
より、日本文化産業の構造及び社会教育にもたらした変動や効果を検討して
みる。
1.4 研究方法
資料の収集方法については、本論文は国内外の研究論文、書籍、関連部門
の報告書、雑誌記事及びインターネット記事、ホームページなどを参考する
ところが多い。
分析方法においては、富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録を事例と
して、日本の製糸業の歴史及び登録後の現状と影響を分析することで、産業
遺産登録がもたらす効果を検討するという事例分析の方法になっている。
1.5 関連概念の分析
1.5.1 文化産業について
「文化産業とは、①ある文化を創造し、②その文化及び、③その記号を販
売するものだと述べている。」1文化産業の枠組は研究者各人各様で、確固と
して決まったものはあるわけではない。それは、文化産業が広範囲にわたる
こと、また、時代を反映する産業であることに依拠する。
歴史的には、1980 年代頃から政策立案者や研究者の間で「文化産業」とい
う用語が使用され始め、特に、国際連合教育科学文化機関が美術、音楽、舞
台芸術、文学、ファッション、デザイン等を対象とした産業の概念として「文
化産業」を用いたことで、世界に広く普及したと言われている。
文化産業の分類については、諸国によっていろいろ違っているところが多

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